都市伝説探偵団  ☆☆☆☆




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私はとても貧乏です。貧乏なくせに食事に金を使うからデブで貧乏という最悪人間です。
そんなデブ貧乏の私の力強い味方のひとつが図書館です。図書館は本当に良いものです。
最近は図書館のサイトからも検索が可能で、気になる本がかなり手軽に見つけることもできます。
発売したてだったり、人気があったりすると借りられていることも多々あるのですがご愛嬌。
こちらはタダで見させてもらっているので恨みっこなしで利用しています。
先日も図書館に行った折に検索にひっかかったのでこの本を借りることにしました。
私の近所の人たちもそこそこ都市伝説に興味があるらしく、40冊程度の関連本のほとんどが貸し出し中となっていましたが、 比較的新しいこの本を借りられたのはラッキーでした。

家に帰ってさっそく読んでみました。

アエラという雑誌に連載されていたものを本にまとめたものらしく、そのために70個程度もの話が載っていました。
雑誌でさらっとそして一般の人でもすんなりと興味を持てるように怖い都市伝説などは数は少ないですが、
そのぶん生活に密着した体や健康の話(「キャベツで巨乳になる?」「足の指で出世がわかる?」)や
巷で信じられているジンクス(「伊勢丹で写真を撮ると合格できる?」「花嫁のブーケは幸せを呼ぶ?」)の検証が多かったです。
編集室に閉じこもっているだけではなく、実際に色々なところへ取材へ出かけているのがとても好感が持てました。
それに70個程度もあるので、ひとつの話に大体3ページが割かれていてなかなかよくまとめられていました。
個人的に難点を言わせてもらうと、話の最後の【ホッと一安心度】や【出世は本人の努力度】の下に星で話の内容を示しているのはどうかな〜?と思いました。
ですが、都市伝説やジンクスを頭から信じきっている人などに突っ込みを入れるためのネタ本としては良い出来ですのでお勧めです。
私も今度のお金が入ったときには手元に置くために買おうかなと思いました。
借りてみて、気に入った本は買ってみる使い方もできますので、みなさんも図書館を利用してみてくださいね。





参考リンク

都市伝説探偵団



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