596 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/05/05 18:25
或る小太りの中年婦人が買い物に歩いていると、通りの向こうから杖を
つき色眼鏡をかけためくらさんがヒョコヒョコと歩いてくる。通りには他に
誰もいない。

あまりに危なげなので彼女はめくらさんに声をかけ、彼の眼の代わりを
買って出た。めくらさんは彼女の親切に感謝し、しかし、あなたの親切に
甘えるわけにはいかないと云う。それでも彼女が強く希望するので、それ
ではこの手紙をこの住所に届けては下さらんか。お安い御用ですとも。
では、よろしく頼みますと、めくらさんは深々と頭を下げた。

別れた二人は、互いに今来た道を戻って行った。十数歩も歩いて、親切
な彼女はめくらさんが心配で振り返る。すると、めくらさんだと思ったあの
人は、杖を担げて猛スピードで走り去って行くではないか!。

怖くなった彼女はその足で派出所へと駆け込んだ。警官隊が手紙の住
所に押し入ると、二人の男と一人の女が肉を解体していた。その巨大な
冷蔵庫からは老若男女併せて十数名の屍体が発見された。ちなみに、
問題の手紙には、このように書かれてあった。

「今日はこの肉で終りです」。