14 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/04/05 01:10
p.466 The Vanishing Lady 消えた母親

ある母娘がパリのホテルに泊まっていた.母親が病気になったので,
医者を呼んだ.医者は自分の家にある薬をとりにいってほしい,と
娘にたのんだ.娘が薬を取って戻ってくると,医者も母親もおらず,
部屋の様子も変わっていた.ホテルの従業員に聞いても,「あなた
や,あなたの母親なんて知らないし,ここに泊まった記録もない」
と言われる.数年後,ホテルのマネージャは知り合いに,その母親
はある伝染病にかかっていて,そのことが他に知られると大変なこ
とになるので,すべてを闇に葬ったと語った.アレクサンダーウオ
ルコットはこの話のルーツをたどったところ,1898年にデトロ
イトの作家が発表したことがわかった.その作家に聞いたところ,
「誰からか聞いたような気もするし,自分で作ったような気もする」
と答えが返って来た.ウォルコットはこの話は,その作家が作った
ものだろうと結論している.