583 名前:ほのぼの・・か? 投稿日:04/07/09
 「きおつけおじさん」 25年ほど前の僕が小学生の時の話。
(ローカルすぎかも・・農村であって都市ではない・・)
 そのおじさんは帽子をかぶって、ボロボロの自転車に乗って、足が悪いのか
片足でギコギコこいで、徒歩で集団下校の僕達に近づいてくる。
僕達の真横にくるとでかい声で、「きおつけっ!」と叫ぶ。
ガキな僕らはビシッと姿勢ただして、直立不動で数十秒・・
そのおじさんは名前もわからず、なんのためにどこから
きてるのかも不明だった。
 僕らが高校生になってきいた隣の村の友人の言葉がいまだに
わすれられない・・

「あーあのおっちゃんな、戦争で足悪くなってな、当たり屋やってて
 車にはねられて死んだわー」

 僕らは戦争は知らないが、いいようのない悲しみは
 知っている。