金色の公衆電話
東京の四谷には金色の公衆電話がひとつだけあるという。
その公衆電話から、昭和26年のギザ十を使って、片思いの相手に電話をかける。
そうすれば必ずその恋は実るというのだ。
金色の公衆電話というと、皇太子殿下のご成婚パレードを思い浮かべます。
その時に設置されたものであるといいますが、四谷に本当にあるのかどうかわかりません。
携帯電話に押され、影の薄くなった公衆電話に注目する人は少ないために見つけることが出来ないのでしょうか。
昭和26年のギザ十という、細かい指定には理由があります。
この年のギザ十には、なんと金が使われているからです。
この噂はコインマニアの間でささやかれていたものですが、
実際に東大の理学部が調査したところ、昭和26年製のギザ十には金が含まれていることがわかりました。しかしその含有率は0.0004%だったそうです。
参考リンク:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%82%B6%E5%8D%81
金の公衆電話+(一応)金が使われている硬貨=何かいいことが起こるかも……
という理由で、この噂に組み込まれていったと考えられます。