恐怖の買い物      


5歳になる娘と母親の親子が大型のスーパーマーケットに買い物に来ていた。
その日は大安売りの日で、母親は熱心に買い物をしてた。
「ママ、おしっこがしたい〜」
急に娘が駄々をこねた。
「ママは買い物してるから一人で行ってらっしゃいね」
娘はもう5歳である一人で用を足すくらいは出来るだろう。
しかし、これがいけなかった。

しらばく経っても娘はトイレから帰ってこなかった。
不安になった母親は娘がいなくなったトイレに入った。
使われているのは一番奥の個室だけである。
なんだかガタゴトと物音がする。
母親はトイレの近くにいた店員を呼んでトイレのドアを開けた。

そこには股間にほうきの柄を入れられて泡を吹いている娘と
中年の男が立っていた。

残念ながら娘は二度と子供を産めない体になってしまったという。


全国に分布する大型スーパーマーケットを舞台にした都市伝説です。
興味深いところや地域などでこの話の結末や犯人がバラバラという点です。
関東地方では犯人は中年の男、近畿では若い男が犯人など。
結末も子供が生めなくなってしまうものから間一髪セーフ、それに犯人とは●●●●万円で示談がまとまったなど。

私は関東地方に住んでいますが、中学生の男子が複数でという複数犯人説でした。
娘の方は子供が産めない体に……というオチだったと思います。

正確な資料がまだ整っていませんが、広島ではこの噂の影響でパトカーの出動騒ぎにもなったと記憶しています。



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