コーク・ロア6


あるコーラの工場で男性従業員の一人が無断欠勤をした。
サボるような男でもないし、自宅に電話を入れてみたが帰っていないという。
心配になった工場側は警察に捜索願を出すことにした。
しかし男性の行方はようとして知れなかった。

数日後、工員のひとりがこんなことを言った。
「そういえば欠勤した人なんですが、その前日に原液タンクの点検に行くって言ってましたよ…」
さっそく工場のみんなでコーラの原液タンクを調べると、男性の白骨になりかかった死体が見つかった。
男性は点検の最中に足をすべられて原液タンクに落ちてしまい、死んでしまったのだ。

彼がタンクに落ちてから発見されるまでの間、何万本ものコーラが作られ出荷されて出荷は不可能だった。
しかしコーラの会社は各方面に圧力をかけてこの事件を隠蔽したという。


この話はタンクの中で死んでいる人の状態がまちまちです。
普通の水死体だったり、腐乱死体だったり白骨だったりとグロいパターンが盛りだくさんです。
コーラの原液とされる場合、入っている死体は白骨です。
これはコーラ=溶かす力が強いというイメージに起因すると思います。


トップへ