青木まりこ現象


椎名誠さんが編集長を務める「本の雑誌」にある読者の投稿が掲載された。
投稿したのは、東京都杉並区29歳のOL『青木まりこ』さんで、
「私は何故か、長時間本屋さんにいると便意を催します。」
という内容のもの。

この投稿内容について同意する人間が次々に登場し、テレビなどでも取り上げられ、大きな盛り上がりを見せた。
かなりの数の人が潜在的に抱える、本屋(もしくは図書館)に行くとトイレに行きたくなるこの現象は、投稿者の名前から『青木まりこ現象』と呼ばれるようになった。


私は週に1,2度本屋に行きますが、幸か不幸か青木まりこ現象を体験したことはありません。
この現象の原因としては大きく3つが考えられています。
『プレッシャー説』
トイレのない本屋でもしトイレに行きたくなったら……
というプレッシャーのために、トイレに行きたくなるという説。
『インクの匂い説』
本に使われているインクがリラックスを誘う効果があると言われていて、
本が大量にある場所などでは便意を催しやすいというもの。
『高揚説』
本好きにとって本屋は期待感に満ち溢れた場所であり、
好きな本を買うことができる・立ち読みできるといった高揚感から、
便意を催すというもの。

以上が有名な青木まりこ現象の原因をされていますが、はっきりとしたことは不明で、
どの説も確実ではありません。


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