紫鏡(ムラサキカガミ)または紫の鏡


「紫の鏡」、この言葉を20歳になるまで覚えていると、死んでしまうという。
それは、この言葉に隠された呪いのせいだといわれている。

昔、とあるいたずら好きの少女がいた。
その少女は、両親からもらった大事な手鏡に紫の絵の具を塗った。
しばらくすればとれるだろうと思っていた少女だが、どうしてもその絵の具が剥がれなくなった。
そして、そのことを後悔し続け少女は「ムラサキカガミ……ムラサキカガミ……」と呟きながら
20歳の誕生日の日に亡くなってしまった。

その日以来、少女の念が「紫の鏡」という言葉に乗り移り、20歳になるまでこの言葉を覚えていた者は呪われ、そして死んでしまうという……


かなり知名度も高い都市伝説、紫の鏡の登場です。
みなさんもこのようなお話聞いたことはありませんか?実は私も「紫の鏡」恐怖症の一人でした(笑)なんとか誕生日の日は忘れていて助かりましたが。
この話はいつごろから流れ始めたかわかりませんが、年代や地域によって「紫の鏡」の呼び方や、覚えているとどうなるか?ということがかなり違ってきます。

まず覚えているとどうなるかですが、「呪われる」と「死んでしまう」の大きく二つに分けられます。
呪われるとありますが、実際にどうなるかは語られていないことが多いようです。(逆にあいまいなほうが怖いかもしれませんね。)その他少数ですが、「結婚できない」というパターンもあります。また、覚えていると駄目な年齢ですが、も20歳(の誕生日)が主流で、他には18歳、15なども。中には「卒業するまで」という曖昧なものまでありました。

そして聞くと呪われる(or死ぬ)言葉ですが。
「紫の鏡」の他に少数ですが「ムラサキカガミの菊人形」「赤い沼」「イルカ島」「血まみれのコックリさん」というようにバラバラ。

呪われるのはイヤダーと、本気で驚いた人が作り出した単語もあって、
こちらは「白い(紫の)水晶」が多いです。(呪いを回避できる)
他には「横断歩道の白い部分を踏んで渡り切ると呪いを回避できる」など、体を張って頑張るタイプまで。

逆に20歳までに覚えていると幸せになれる単語として、「金のじゃがいも」「ピンクの鏡」もあります。

まあとにかく、ここを読んだ10代の人たちp(*^-^*)q がんばっ♪


トップへ