南極物語


(掲示板より、スワンさんありがとうございます)

極限の環境を耐え抜いた2匹の犬の感動の物語である「南極物語」
南極観測隊は昭和基地での越冬が大変な悪天候により中止となる。
諸事情により15匹いた犬(カラフト犬)は泣く泣く南極大陸に置き去りしてしまう。
犬の生きていける環境ではない、全頭死んでしまっただろうと誰もが思っていた。
再度、南極大陸に行くとタロとジロの2匹が生きていたのだ。
2匹は隊員を見つけると、やせ細った体で懸命に駆け寄ってくる・・・話の大筋はこんな感じだ。

この映画は実話をもとに作られているという。
大まかな流れ的は事実だが、感動のラストはかなり演出があるという。

タロとジロを発見した様子は映画とはかなり違っていた。
南極ではアザラシが沢山いるので食い放題だったらしく、2匹ともプクプク太っていた。
そして隊員の姿を見ても駆け寄ってきはせず、むしろ逃げる始末。
2匹を捕まえるのに大変苦労したという。
極限の南極も2匹にとっては住みよい環境であったようだうだ。


作家の星新一氏は
「なにが感動だ。この犬達に食い殺されたアザラシやペンギン達の気持ちにもなってみろ。」とコメントしていたのを覚えています。
さすがにSF作家は視点が違うなと感心したものです。


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