管理人が聞いた都市伝説&怖い話



前書き

こんなコンテンツを作っといて言うのもなんですが、私自身は全くもって霊感がないのです。
そんな頼りない管理人の聞いた話や経験した話をまとめてみました。




夕方の足音

夕方の五時半ごろ、私は学校の廊下にいました。
夏至からそれほど日はたっておらず、まだ明るい廊下を職員室に向けて歩いていたときです。
「ドタドタドタ・・・」
後でバタバタと足音が聞こえました。後を振り向くと誰もいません。
おそらくどこかの教室に入ったんだろうなあと軽く考えて再び職員室へと足を向けました。
「・・・・・!」
わたしは異常に気がつきました。
まず、この時間は生徒は一人も学校にいるはずはないのです。
4時までには、学校からでなければなりません。
先生かとも思いましたが、先生方が私の後ろにある教室に入るためには
私の前から来て入ることしかないのです。
つまり私とすれ違わないといけないのです。
怖いもの見たさでしょうか。いや、私はほっとしたいために物音のしたうしろをじっと見たままでした。
2分ほどじっと見ていましたが、それ以降何の物音もしません。
急いで先生が私と逆の方向から教室に入ったとしても、
まったく物音が聞こえないというのはありえないのです。
急いでいるならもっとバタバタと音がするはずです。

いえ、それよりも私が固まってしまったのは、「ドタバタバタ・・・」
という足音が確実に2人以上のものだったということです。

うしろにある教室をひとつひとつ調べていこうか・・・
と考えましたが、ヘタレの私は聞かなかったことにして職員室へと向かいました。


車の中

そのとき私はイラついていました。
ドーナッツ屋の裏道から店の駐車場に入ろうとして待っているのですが、
ちょうどお店から出ようとする車と鉢合わせてしまったのです。
なにぶん大通りの裏側にあるので、道路は狭い幅しかありません。
懸命に出ようとする車が通れる道を作って待っているのですが、
こちらの道に出てくる様子はありません。
かれこれ30秒ほど待ったでしょうか。

私はイライラしたのですが、いつまでもにらめっこをするのも大人気ないと思い、
バックしてさらに道を広げました。
ようやく向こうの車も道路に出てきました。
いったいどんな奴が乗っているんだろうと私は覗き込みました。

運転手は人間の顔をしていませんでした。

なんと説明したらいいのでしょうか。ぼやーっとした白い顔がありました。
それが軽自動車のなかに6〜8人ほど乗っているのです。

自動車を持っている方にはわかると思うのですが、狭い道路ですれ違うときのスピードはかなり遅いものですよね。
私は見間違いだと思いたいのですが、そのときのスピードがそうさせてはくれないのです・・・


ん?あれは・・・?



機会があって小学校の中を歩く機会がありました。
ひさびさの学校で、なんだか懐かしくて許可をもらって校内を歩くことにしました。
午後の4時30分ごろでしょうか。
わたしはもう学校内のほとんどを歩いていました。
けっこう大きい学校なので、普段運動不足の私にはちょうど良い運動でした。
「そうそう、あんな教室も小学校の頃あったよなー」と
母校でもないのに懐かしい思い出にふけって廊下の角を曲がったときです。

15メートルくらい前を白い何かが横切りました。

ん?あれは・・・?

私は不審に思いました。
もう4時30分です。下校時間は完全に過ぎていて生徒はいるはずもありません。
しかもそれが横切ったのは廊下から教室に入る動きではなく、
教室の前から窓に向かって横切ったのです。
ここは3階ですし、窓の開いた音もしません。
夕日が差し込んできている学校の廊下で私は悩みました。
引き返そうか・・・
いや、しかしこれを確かめないといけない気がする。
さっき横切ったものは自分の見間違い。目の錯覚であるということを。
そして私は歩き出しました。1メートル、2メートル、5メートル、10メートル・・・
とうとうそれが横切ったところにきました。
そこは窓ではなく水のみ場でした。
もちろんそこには誰もいません。
「やっぱり見間違えなのか・・・」と思い、職員室に戻りました。
しかし私にはそれが見間違いだったとは思いませんでした。
はっきりと何かが横切ったのです。



パソコン室


「ん・・・あれは?」のときに体験したちょっと不思議な出来事を
その小学校にいる用務員のおじさんに話しました。
するとその用務員さんから怖い話を聞かせていただきました。

小学校は一日交代で用務員さんと事務員さんが朝一番に学校に来るそうです。
その日は用務員さんが朝一番で学校を開けて職員室に来たそうです。
そして自分の机に座り、電話を待っていたそうです。
数分して電話が鳴りました。
おっ電話が来たかと用務員さんが反応しかけたところで体が凍りました。

それは外からの電話ではなく内線でした。

ほとんどのみなさんは見たことがあると思うのですが、
小中学校の教室などには緊急時や職員室からの連絡などに
使われるインターフォンが前の壁についていると思います。

電話の着信はパソコン室からでした。

自分以外だれも学校にいるはずはない。
それにパソコン室は普段ほとんど使わないので、鍵が閉まっているはずです。
もし受話器が外れているなら、職員室に入った時点からずっとコール音がしているはずです。

しばらくして電話は切れました。
おそろしくなった用務員さんは他の先生が来るのをまってパソコン室へ向かいました。
当然パソコン室には鍵がかかっており、それを開けて中に入りました。
パソコン室には誰もおらず、インターフォンもきちんと壁にかかったままでした。


そしてそのパソコン室は、私が見た白い影が横切ったところなのです。
パソコン室からその前の水のみ場に消えた影とは何か関係があったのでしょうか・・・






怖い話を聞いた後に・・・



ある恐怖サイトで怖い話を見ていたときでした。
なかなか完成度の高いサイトでびくびくしながら読んでいると、こんな話が出てきたのです。


<中略>この話はマジでやばいです。
この話を聞いた(読んだ)次の夜から朝にかけての時間帯に○○(この話の登場人物)が
寝ているあなたの部屋に襲いに来ます。
助かる方法は○○の食べそうな食べ物を(お菓子)枕もとに置くしかありません。
本当にやばいです。



というか私はこの「この話を聞いた後に〜しないと〜される」系の話は嫌いなのですが、
いかんせん怖がりなので素直に食べ物を置くことにしました。
こんな話読むんじゃなかったと思いつつ、部屋の入り口から枕元まで食べ物を袋から出して並べて、眠りにつきました。


そして次の朝は早く出発しないと会社に遅れてしまうような時間だったので、急いで支度を始めました。
着替えの途中で私は凍りつきました。




昨日夜に置いたはずのお菓子がなくなっているのです。




寝ぼけて食べられる量ではなかったですし、その日は眠ってからトイレには一回も起きませんでした。

本当に○○は眠っている私の部屋にやってきたのでしょうか?

未だに謎のままです。





目の見えない人から聞いた話



私の友人には何人か視覚に障害があって全く目の見えない人がいます。
テレビやマンガで知ったことある人もいるかも知れませんが、目に障害があったりすると人間の体は不思議なもので
他の感覚が目を補おうとして感覚が鋭くなるそうです。

そこで興味を持った私が「ちなみに霊感はどうです?」と聞いてみたところ、

「霊感なら少しはあるかもしれない」

とあっさり答えてくれました。
どんな状態で霊を感じるか聞いてみたところ、


まずごろりと横になっているときに稀に気持ちが妙に集中できることがある。(この状態を表現するのは難しいらしい)

さらに気持ちがどんどん集中していくと、なんだか回りに妙な気配(霊)が近寄ってくる。


そしてある程度近づいてくると、それが良い気なのか悪い気なのかわかる。


とくに風邪などの状態で寝込んで状態がやや不安定の時に感じることが多いという。


子供ころ風で大変なときに良い気(神様みたいな感じがしたと言っていた)に助けてもらった事もあるという。



俗に言うシックスセンスというやつでしょうか?
今度他の視覚障害者の方に会ったらまた聞いてみたいと思います。





死んだはずのあの子が・・・



あまり触れたくない話ですが、昔私の同級生が殺されたことがあります。
当時児童が殺されたことでかなり大きくメディアでも取り上げられました。


それから何年か経ってそのときの同級生達と話しているときにたまたま事件の話になりました。

「事件から結構たったよなぁ」
「俺あの子と結構仲がよかったんだよなぁ」


などと昔の事件の事を振り返って話していると、おもむろにA君が口を開きました。


「そういえばさ・・俺、見たんだよあの子がいなくなった日に・・・今だから言えるけど・・・」

A君は続けます

「信じてくれないかもしれないけど、俺帰るときに見たんだ電信柱のそばに立ってるあの子を。俺はそのときあの子が殺されたなんて知らなかったからぜんぜん気にしてなかったんだけど、絶対に間違いない。俺が見たのは絶対にあの子だよ。」



A君はなんだか自分に言い聞かせるようにそう言いました。
そこにいた全員は口をつぐんだままでした。


あの子は同級生に最後のお別れを言いにきたのでしょうか?



そしてこの事件は犯人はつかまらず、先日時効を迎えてしまいました。心より冥福をお祈りします。






あの国のホームページ?


ある男が何気なくネットサーフィンをしていると、たまたまパスワードのかかったサイトを見つけた。
その男はだいぶパソコンスキルのある人間だったのでしばらく格闘してパスワードを解析して入ることができた。
なんとそこは北●鮮のホームページだったのだ。一般人ではまず見ることのできない党の秘密や各種の指令とも思える文章が何点か置かれてあったのだ。
触れてはいけないネットの闇に興味を引かれたその男は何度もアクセスを繰り返し、そのこともよった勢いで友人にも語るようになった。
しかし、それからその男は急に姿を消した。おそらくはどこかへ連れ去られたのだろう。




管理人:一般的にURLに使われるjpやukなどのドメインは国や地域別に割り振られていています。
あの国にもドメインが割り振られていることはいるのですが、それは一切使われていないとか・・
(どのようなドメインだったか忘れました。)

彼が見たものはいったいなんだったのでしょうか・・・


都市伝説へ

ホームへ