2003年に2ちゃんねるで開催された樹海オフ会で撮影された写真たちです。
先日のハードディスク整理で10年ぶりに発掘されました。
樹海の近くにある博物館。
ここから少し西に行くと青木ヶ原樹海。
オフ会当日は休館だったので入れなかった。
あまり知られていないが樹海の一部はハイキングコースでもある。
ここは駐車してからすぐの場所のためハイキング用の看板が出ていた。
自殺志願者に向けたメッセージの看板。
どれほどの効果があるのだろうか。
一般的なハイキングコースなのか不明な場所であるがすでに暗い。
となりのトトロに同じようなロケーションがあった気もするがとにかく暗い。
木漏れ日が貴重だ。
青木ヶ原樹海であることを示す案内板。
ボロボロで全文を読むことは出来ない。
ハイキングコースから樹海に入ると様々な落とし物が目についた。
これは上着だろうか。合羽だろうか。
焼酎の四合瓶。
これが末期の酒でないことを祈るばかりだ。
黒いカバンが打ち捨てられていた。
底部は少し地面に埋もれている。
中身は、持ち主はどこに消えたのだろうか。
樹海の内部。
あたりは同じ風景ばかりなので、道を少しでも外れるとすぐに迷ってしまうだろう。
過去の噴火で飛んできた岩のため足場も悪く、落とし穴のような空洞も点在している。
造林地であることを示す看板。
昭和41・43年に立てられたものらしい。
白くて四角いものが急に現れるので歩いていると少し驚く。
樹海の入口あたりにビニールテープで隔離された水色の大きな物体を見つけた。
木々の間に張られたテントがその正体だった。
ピンクのスプレーで「もう生きていけない」と書かれている。
テントの中を覗くと何か焦げたような跡と錠剤のゴミが落ちていた。
同行者の話ではオフ会の数ヶ月前にニュースで特集された時にもこのテントは映っていたという。
テントと同じピンクのスプレーで直ぐ近くの木に「呪ってやる」と書かれていた。
「祝ってやる」という画像のほうが有名かもしれないが、あれはコラージュされたものだ。
画像検索しても「祝ってやる」のばかり出てくるので元画像であるこれは意外と貴重なのかもしれない。
樹海の奥の方で見つけた目覚まし時計。
もちろん動かない。
オフ会一行は樹海で迷ってしまい、もと来た道を引き返す事にした。
その戻る途中で見つけた花束。つい20分ほど前にここを通ったときには置かれていなかった。
私が体験した数少ない恐怖体験の一つ。
ポストのような形をした謎の白い箱。
後日調べたところによると自殺防止を呼びかけるチラシを入れるためのものらしい。
環境保全を訴えかける看板。
古いものらしく立て札などになっておらず倒木に立てかけられているだけだった。
樹海の散乱具合を見た跡だと看板の文字が虚しく響いてしまう。