間違った死に方

テレビや漫画などで目にする知識の中では、案外間違ったものが多い。
特に実践や目撃することがないシーンなどやシチュエーションならなおさらである。

よく忍者漫画や時代劇などで捕まった忍者や人質が自分の舌を噛み切って死ぬことがあるが、これは大きな間違いだというのだ。


解説

本当にこういったシーンをよく見かけますね。
私も普通に信じており、子供のころは舌を誤って噛んでしまったときは、しんでしまわないかとあわてたものです。

実際のところ、舌を噛み切って死ぬことはまずないそうです。
そもそも、口の中は自分の舌を噛み切ることが大変難しい構造になっており、
すっぱりと切断することはまず無理だということです。
死ぬ可能性があるとすれば、舌から出血した血が舌の隙間で固まり、窒息に近い状態で絶命することがあるかもしれないとのこと。
もちろん、血が固まりにくい口の中では、完全に固まるまでかなりの時間を費やすは言うまでもない。
何はともあれ、舌を噛んで即絶命ということはありえないそうです。