ドラゴンクエストも「大人気家庭用ゲーム」であるし、iPhoneも「人気の携帯電話」といったふうにめんどくさい表現を使っている。
この傾向は歌番組にもあり、過去の紅白ではかぐや姫のように固有名詞の歌詞変更を拒否して出場しなかった例もある。
これに対して、固有名詞の含まれる歌詞を変更して歌ったアイドルがいた。
そのアイドルは山口百恵さん、押しも押されぬ当時のトップアイドルである。
第29回の紅白歌合戦での山口百恵さんのが歌った歌は「プレイバックPart2」。
放送中、彼女は歌詞に含まれる公有名詞「真っ赤な『ポルシェ』」を「真っ赤な『クルマ』」と言い換えて無事に歌いきったのである。
解説
これはいろいろなところで誤解されていまして、しばしば国営放送の商標登録に対する姿勢を表すエピソードとして語られることがあります。
ですが、この紅白歌合戦では山口百恵さんは「真っ赤な『ポルシェ』」としっかり歌いきっています。
これは紅白以外の国営放送の番組などでは「クルマ」と歌詞を変えて歌っていたことがあったために、広まったものと考えられています。
これが局側が許可を出したものか、山口百恵さんのアドリブなのかは不明です。
ですが、この紅白歌合戦では山口百恵さんは「真っ赤な『ポルシェ』」としっかり歌いきっています。
これは紅白以外の国営放送の番組などでは「クルマ」と歌詞を変えて歌っていたことがあったために、広まったものと考えられています。
これが局側が許可を出したものか、山口百恵さんのアドリブなのかは不明です。