つくばロボ

学園都市つくば。そしてこの地に存在する筑波大学。
しかし、この大学にはとんでもない秘密が隠されているのだ。
大学地下には複雑に入り組んだ地下道があり、その先には日本が危機にさらされ、
東京の機能が麻痺したときの政府の緊急会議などを行う施設があるという。
そして、その奥には日本のロボット工学の粋を集めた最終兵器が備わっているのだ。

さらに地下を進み、操縦席に入る。そして「それ」を起動させると、地響きとともに筑波大学の校舎が変形し、日本の最終兵器、「学園都市つくばロボ」が雄叫びをあげる。
このロボットを操縦し、日本の将来を決める戦いに挑むのは、もちろん我が国の内閣総理大臣その人である。


解説

私の好きな都市伝説ベスト3に入るおはなしです。
あまりに荒唐無稽すぎて都市伝説ではないんじゃないの?というのはちょっとご勘弁を(笑)
しかし、この都市伝説にはきちんとした土台があり、筑波大学には地下道は存在します。

筑波大学の地上には変なオブジェのようなものがあり、地下からの熱や換気を行っているようで、筑波大学の学生の間でもさまざまな意見が飛び交っているようです。このあたりの筑波における噂は別頁で語ることにしますね。

この地下道の正式な名前は「共同溝」といって、筑波大学が建設される前に電線やネットのケーブル、電話回線にライフラインを埋め込んだものだそうです。なので、人が生活したりするスペースはおそらくないので、秘密の施設や臨時国会になりそうな部屋もありません。もちろん操縦室も。
なんだか夢を奪われたようで残念です。
建物が変形してロボットにという発想は1991年に放送された「絶対無敵ライジンオー」だと思うのですが、確信は持てません。
いつか本当に、建物がロボットに変形する日を待ち望んでいます。