バーコードの悪魔の数字

現在ではほとんど全ての商品についているバーコード。
この登場で商品管理の能率が飛躍的上がり、いまや市場はバーコードなしには成り立たない状況である。
だが、このバーコードには恐ろしい陰謀が隠されているのを知る物は少ない。

近くにバーコードがついたものがあるのならご覧になってほしい。(本は除く)
下に数字の書かれておらず、ほかのものより長くのびている2本の線がバーコードの両端と真ん中の三箇所に見ることが出来る。
じつはこの2本の棒は、バーコードでの数字に直すと「6」という数になる。
そう、バーコードには「666」という悪魔の数字がとり憑いているのだ!
これは悪魔の数字を含んだ商品を世の中に蔓延させ、世界中を支配しようとするフリーメーソンの陰謀なのである!


解説

もちろんバーコードにはフリーメーソンの陰謀などはかけらもなく、
商品管理に特化した記号であり余分なものは入っておりません。
悪魔の数字といわれている部分は「これからバーコードが始まりますよー」、「ここでバーコードは終わりますよー」という風に、バーコードの開始と終わりの位置を示す記号に過ぎないそうです。
3箇所の2本の線がそれぞれ「6」という数字をあらわすといわれますが、バーコード上での数字を表すにはもう少しスペースがないといけないため、あの2本の線だけではそもそも数字にもなっていないのです。
ついでに、3箇所の2本線がなぜ他より長いかというと、バーコードリーダーで読み取ったときに、やや斜めに読み取ってしまってもバーコードの端の部分がリーダーに引っかかりやすくするためで、商品管理の工夫の一つだといえるでしょう。

ちなみにバーコードの各部分の数字の意味は以下の通りです(小さい商品だったりするとこの限りではありません。)
上二桁:国番号(日本は45か49)
3~7桁:企業番号
8~12桁:製品番号
13桁:読み取り防止