92 :淫槍ぐんぐにる ◆MIHOsEVEpo :03/07/16 18:11
あるところに忘れ物ばかりをしている男の子がいた。
そこで男の子のお母さんは、男の子が忘れ物をしないように、忘れ物帳を作ってあげた。
ところがある日のこと、男の子は無理に踏み切りをわたろうとして電車に轢かれて死んでしまう。
男の子の身体は衝突の衝撃でバラバラになり、なぜか頭だけがどんなに探しても見つからなかった。
それからしばらくたったある日のこと、お母さんが男の子のランドセルを開けると、中から忘れ物帳が出てきた。
悲しみにくれながら忘れ物帳をめくってみると、ちょうど男の子が事故にあった日の欄にこう書かれていた。



 「わすれもの、ぼくのあたま」