M資金

戦争中、日本軍は各地で略奪や徴収を行い、もともとの軍資金などを含めるとその額は莫大なものとなっていた。
戦後、それらの資金はマーカット少将なる人物が差し押さえ、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の管理下に置かれた。
資金の大部分は戦後の補償や復興費に使われたが、一部は政府の限られた高官達やアメリカ政府よって
現在に至るまで秘密裏に運用されており、その額は数十兆円にも上ると言う。

そしてその資金は選ばれた会社や個人に低金利で貸し出されて日本の経済を裏で支えているのだ。


解説

俗に言うM資金は実際に戦後の補償にあてられたようですが、そこで使い果たしてしまったようで現代ではそんな資金は実在しません。
しかし、このM資金の存在を匂わせたいわゆる「M資金詐欺」は戦後から現代まで存在します。

M資金詐欺とは今の世の中でも数十兆円(時代によって1000億程度から数百兆と様々)が運用されており、
優良だと判断された個人や会社に非常に低金利でお金を貸すというものです。(1億弱から数十億円の超低金利融資)
そしてお金が貸し出されるための資格申請金としてお金を納めさせ(数百万から数千万)、話を持ちかけた人間たちはドロンというものです。
名前を変えつつ現在でも見かけられる詐欺の一種です。みなさまもお気をつけください。