黄色い……

世の中には特別なもの・例外というのが少なからず存在する―

救急車もそれにあたるかもしれない。
みなさんが見慣れているのは真っ白い救急車だが、
特別な黄色い救急車があるという。

この救急車は精神を病んだ人を無理やり収容して病院へ運ぶ特別な救急車なのだ。


解説

この救急車、イエローピーポーなんて呼ばれ方もされたりします。
テレビでは性質上絶対に放送できないにもかかわらず、口から口へと伝わっていて
かなりの知名度を得ています。
地域によって青や緑といったパターンもありますが、黄色いが一番有名ですね。
なぜ黄色かというと、「き●がい」のきから来ているといいます。ひどい話です。

もちろん黄色や青の救急車なんてありません。
あるのは紫色の新幹線くらいのものです。
なぜ他の色はだめかというと、これは道路交通法で救急車は白のみと決められているからです。
精神を病んだ人はなにか別の待遇を受けるに違いないとの偏見が生んだ都市伝説でしょう。

※追記
訪問者の方から「黄色い新幹線ならあるよ」とご指摘をいただきました。
ドクターイエローと呼ばれるこの黄色い車体の新幹線は、線路のゆがみや信号に異常がないかチェックする目的で走行することがあるそうです。

ありがとうございました。


参考リンク:ドクターイエロー(ウィキペディア)