関越自動車道

都心と日本海側の新潟をつなぐ重要な高速道である関越自動車道。
この道路に実はある仕掛けがなされていることをご存知だろうか?

高速道路は居眠り運転をしてしまうような単調な道が続く。
普通の高速道路にはこれを防ぐため、ゆるやかなカーブが故意につけられている。

しかし、関越自動車道の新潟よりの一部の区間には一切カーブのない直線だけの高速道路が存在するという。
居眠り運転のリスクを無視してまで直線の道路をしいた理由は、なんとソ連にあったという。

冷戦当時、当時の政府はソ連の脅威を感じていた。
そのため、臨時に軍用機が離着陸できるポイントがひとつでも日本海側にほしかったのだ。
そう、関越自動車道の直線だけの部分は有事の際の戦闘機の離着陸場として作られたものだったのだ。