津軽海峡のタコ

タイタニック号の沈没に次ぐ世界第二位の海難事故になった日本の洞爺丸の沈没事故。
青函トンネル開通前の青森と北海道の移動手段であった青函連絡船で起きた悲劇であった。
●●人が海に消えたこの事故からしばらくして、津軽海峡の漁師達にこのような噂が広がった。

その年、津軽海峡で獲れたタコは身が大きくおいしいと評判であったが、何匹かのタコの頭をさばいてみたところ、
なんと人間の髪の毛が絡まって出てきたという。
おそらく、洞爺丸の事故で海底に沈んだ人間の肉を食べたのだが、髪の毛は消化されることなく体内に残ってしまったのだろう。


それ以来、事情を知る近辺の漁師達は決してタコを食べないようになったという……


解説

東京湾のシャコと似た話ですが、50年以上前の事件なので現在における信憑性は0でしょう。