DEEP WEBという都市伝説を紹介したことがあるのだが、
それよりも深層にあるサイト群が噂されている。
ウェブサイトにはいくつかの階層があると言われていいて、
もっとも浅い第一層は殆どの人が日常的に使うサイトや検索エンジンにももれなくかかるサイトたちである。
見てもらうのが第一の目的で、企業のサイトやゲームサイト、個人のブログ等がこれにあたる。
第二層は学術的・専門的なページである。
専門的な学術データはアクセスする人も少なく、検索エンジンにもかかりにくいため訪れる人が少ない。
楽しませるサイトというよりも、サーバー容量も巨大化し続けている現在はネット上のデータベースとして活用されていることが多い。
問題はこの下にある第三層で、DEEP WEBなどと呼ばれている。
違法薬物やハッキング情報などの法に触れる情報にアクセスするにはTorなどの特別なクライアントが必要になっている。
DEEP WEBには強大な悪意のもとに設置されたページもあるため、パソコンに不具合が起こる可能性も高く、興味本位でアクセスするのはやめたほうが良いだろう。
そしてDEEPWEBよりもさらに下、第四層の存在が指摘されるようになった。
この場所はマリアナウェブと呼ばれている。世界一の深さで知られるマリアナ海溝から名づけられたのだろう。
DEEPよりもさらに深い場所にあるので、その実態はうわさの域を出ないが、驚くような話がいくつか伝わっている。
マリアナウェブには通常のパソコンではアクセスできない。
特殊なパソコン、もしくはまだ存在しないはずの量子コンピューターでしかアクセスできない。
マリアナウェブには犯罪などを超越した人類の長年の疑問に関する答えがあり、人工知能を持ったスーパーコンピューターが全てを監視しているという。