カーネルの呪い

1985年の10月16日、21年間耐え忍んだ想いが実り、その年のセントラルリーグを阪神タイガースが制しました。
その日の大阪は普通では考えられないほどの大騒ぎとなり、夜になるとファンでごった返し、想像も付かない騒ぎが起こりました。ファン達は自分達をV戦士である、掛布、岡田、中西、福間などの見立てて胴上げを繰り返しました。
しかし、クリーンアップの一端を担う最強の外人助っ人、ランディ・バース程恰幅がよい人が見つかりません。
興奮したファンは、なんとかして今年優勝の原動力となったバースの代わりを見つけようとしました。
そして、なんとケンタッキーフライドチキン道頓堀店のカーネル人形が代わりとなりました。
店員がとめるのも聞かず、ファン達はカーネル人形を胴上げし、興奮が最高潮に達したときファンと同じようにカーネル人形を道頓堀にダイブさせてしまったのです。

しかし、その行為がカーネル・サンダース氏の恨みを買ったのか、その年から阪神タイガースは18年間優勝から遠ざかってしまったのです。これをカーネル・サンダースの呪いといいます。


解説

スポーツにジンクスはつき物ですが、このお話は阪神ファンの中ではかなり有名なお話のようです。
これから優勝できなかった間にも、4,5月は好調でも最終的には定位置に・・ということもあり、阪神ファンからすると結構恐ろしい噂だったのかもしれませんね。
これは優勝した後年のテレビ番組「探偵ナイトスクープ」で、あのときのカーネル人形を探してほしいという企画があり、関西圏で人気を誇る当番組の影響からか、かなりの知名度を得るにいたったそうです。