FF3

人気ゲーム作品は発売後、様々なハードに移植やリメイクをして登場することがある。
しかし、リメイクに積極的なスクウェア(スクウェア・エニックス)の作品であったにもかかわらず、ファイナルファンタジー3はなかなかリメイク発売されなかった。
製作中の発表はされるのだが、実際に登場するまでに長い年月を要してしまったのだ。(発表から発売まで実に6年かかった。)

なぜこのようになったのかというと、製作陣に天才プログラマーが居たためである。
彼の名前はナーシャ・ジベリ。イラン出身のプログラマーで、ファイナルファンタジー1~3を担当した彼のプログラムは、ファミコンの限界を超えたものであり、リメイクするまでの大きな障害となっていてハードの性能が追いつくまで待たなくてはいけなかったのだ。


解説

封印作品というわけではありませんが、こちらで紹介させていただきました。

リメイクの予定はあるものの、いっこうにFF3のリメイクが発売されないのを見て友人が「権利関係が複雑で二度と出すことが出来ない」と知ったかぶりしていたのを思い出します。

もしかしたら権利関係の難しさもあったのかもしれませんが、リメイクに時間がかかったのはジベリのプログラムが高度すぎたからだとの製作陣の発言があります。(リメイク発売前のファミ通インタビューにて)

聞いた話ですが、FF3内のノーチラス号という高速飛空艇は歩きの8倍速という驚異的なスピードでフィールドを飛び回ります。この動きはファミコンの限界を確実に超えており、バグに近い動作を組み込んで表現したとか。
たしかにリアルタイムで遊んでいてノーチラスのスピードには驚いたものです。

ジベリ氏についてはFF3の他にも沢山の超人的エピソードがありますので、詳しくはウィキペディアなどを御覧ください。