仮面舞踏会

50年以上の歴史を誇る大晦日の風物詩「紅白歌合戦」。
長時間の生放送というスタイルゆえに、放送事故が起こったことは何度かある。
その代表的なものが「仮面舞踏会」事件である。

事件が起こったのは第37回の紅白歌合戦。
「仮面舞踏会」を歌う予定の少年隊はトップバッターであった。
これを紹介するのは白組の司会(キャプテン)である加山雄三さん。
「それではいってみましょうー!紅白初出場、少年隊で『仮面ライダー』!!」
あろうことか、曲名を間違えた上に、NHKでは厳禁とされる漫画作品(民放で放送されている特撮番組)のタイトルを言ってしまったのだ。
その一件で、加山さんはNHKから厳重注意を言い渡されたとか。