結婚生活もしばらくすると幸せな夫婦にもう一つ幸せが訪れました。
二人に子供ができたのです。妻のおなかも順調に大きくなり、幸せも最高潮でした。
しかし、生まれてきた子は夫婦の期待を裏切るものでした。
美談美女の掛け合わせなのにもかかわらず、その子供は醜くかったのです。
そのために夫婦の仲もだんだんと冷えてきました。幸せな生活がこの生まれてきた子の為に狂ってしまう…
二人は自分の子供をそんな風にしか考えていなかったのです。
そしてある日、二人は公園の池のボートに乗りました。
ボートで池の中ほどに行くと周りに誰もいないことを確認すると子供を抱き上げて池に突き落としてしまったのです。
二人は口裏を合わせて「事故だった」と主張し、その通りに処理されました。夫婦を疑うものはおらず、逆に同情も集めました。
それから数年が経ち夫婦にまた赤ん坊ができました。
今度生まれてきた赤ん坊は前の子とは違い、とてもかわいい赤ちゃんでした。
夫婦はとても喜び、愛情をたっぷり注いで育てました。
ある日言葉のしゃべれるようになった子供が「ボートに乗りたい」と言ったので、
夫婦は子供をつれてあの公園のボートに乗りました。
ボートに乗ると子供は大はしゃぎでした。
ですが、池の真ん中になると子供はボートの外を向いて沈黙してしまいました。
疑問に思った両親が話しかけようとすると子供は口を開いて
「今度は落とさないでね。」
と言ったそうです。
解説
私が小学生の頃に聞いた話です。
フェリーから突き落とすパターンもありますね。
それに「今度は…」と言った後に子供の顔が前の子供の顔に変わったりもします。
最近は無責任な親の行き過ぎた虐待が問題になっています。
もしかすると醜いという理由だけで虐待される悲しい子供がたくさんいるのかもしれませんね…
フェリーから突き落とすパターンもありますね。
それに「今度は…」と言った後に子供の顔が前の子供の顔に変わったりもします。
最近は無責任な親の行き過ぎた虐待が問題になっています。
もしかすると醜いという理由だけで虐待される悲しい子供がたくさんいるのかもしれませんね…