「足はいらんかねー、足はいらんかねー」
男の子は無視して通り過ぎようとするが、老婆は思ったよりもしつこく
「足はいらんか~足はいらんか~」
と繰り返し問いかけてくる。
「足なんて、いりませんよ!」
男の子はうっとうしそうに語尾を荒げて断った。
「ぎゃー!」
夕方の街角に絶叫がこだました。
その声を聞いて、駆けつけた人々は息を呑んだ。
そこには、足をもがれた男の子がうずくまっていた。
解説
この妖怪はなかなか厄介な妖怪です。
上のように足は「いらない」と答えると足をもがれてしまい、
逆に足は「いる」と答えると、無理やり3本目の足を付けられてしまいます。
どっちにしろ悲惨な結末が待っています。
このピンチを乗り越えるためにはこう答えなければなりません。
「はい、私はいりませんが、●●(他人)さんのところへ行ってくれませんか。」
こうやって他人を推薦すれば、その人のところへ足クレ婆は行ってしまうので難を逃れられます。
しかし、●●さんのところへは、こんな危険な婆がくることになるので、やっぱりとても迷惑な妖怪ですね。
上のように足は「いらない」と答えると足をもがれてしまい、
逆に足は「いる」と答えると、無理やり3本目の足を付けられてしまいます。
どっちにしろ悲惨な結末が待っています。
このピンチを乗り越えるためにはこう答えなければなりません。
「はい、私はいりませんが、●●(他人)さんのところへ行ってくれませんか。」
こうやって他人を推薦すれば、その人のところへ足クレ婆は行ってしまうので難を逃れられます。
しかし、●●さんのところへは、こんな危険な婆がくることになるので、やっぱりとても迷惑な妖怪ですね。