(掲示板より、十叶 夕海 さんありがとうございます。)
ムラサキババアの別種の言い伝え。
『ムラサキばばあ』が、何故、紫色なのかと言うと。
『死』を連想させる色だからだそうです。
色自体にも、赤は『情熱』とかみたいに、意味があるようですので、そう連想させるそうです。
葬式に、よく使う色も彩色系だと、紫が多いです。
その連想からでは無いでしょうか?
また、「ムラサキばばあ」の類話としては、次のような物があります。
昔、腹部を強打して、肝臓からの出血で死んだ児童がいた。
その子は、虐められっ子だったという。
また、おばあちゃん子で、おばあちゃんも、孫を可愛がっていた。
おばあちゃんは、学校に『孫は殺されたんじゃ。』と、訴えたが、学校側は、『違うよ。』とか、『あれは事故だったんだ』とか、そういって追い返します。
『そんな話は聞きたくないんじゃ。』と言って、ある日、自分の両耳を切り落としてしまいます。
病院に運び込まれたのですが、そこから、姿を消します。
その数週間後、紫色の着物の老人が、校門で見かけられるようになり、声をかけられた児童は、孫が命を失った原因の肝臓を取られると言うことです。
撃退方法は、やはり、『むらさき』ということです。
すなわち、「成仏してくれ」と。
まんま、『地獄先生ぬ~べ~』だと言われるかもしれないが、それ以外の『都市伝説二十四時』だとかの、夏にフェアをやるような類いの本の数冊にも同様の話が乗っている。
それによると、舞台になるのは、東京/大阪/名古屋の周辺に偏っているようである。