バーコードハゲ

ある中年男性がスーパーに買い物に来ていた。
男性のあたまはかなりさびしく、いわゆるバーコードはげであった。
買うものも決まり、レジで小銭を出そうとした男性は小銭を床に落としてしまった。
その時、拾おうとしてかがみこんだ男性とレジの店員がもっていたバーコードリーダーが接触してしまい、
男性の頭部を商品のバーコードとして認識してしまった。

レジの値段表示には「10円」と映し出された。


解説

この話での、男性のお値段は1~10円と決して高くはありません。
同じような中年のサラリーマンにとっては非常に悲しい話です。