人口の急激な増加に頭を悩まれる、ある発展途上国での出来事。
保健機関からその国へ派遣された指導員は、
特に出生率の多い村の住民を集めて、性教育を行った。
自分の指を性器に見立て、コンドームの使い方を例示して村人に教えた。
そしてコンドームを村人たちに配布して、子供をこれ以上産みたくない家庭は避妊するように呼びかけた。

これで出産数も落ち着くだろうと思った指導員であったが、しばらく経っても村の出産ペースと人口の伸びには変化がなかった。

指導員が村人にきちんと避妊をしているのか？
と尋ねると、

村人は教えられたとおりに、指にコンドームを嵌めてセックスをしているから否認できているはずだと答えた。