変装誘拐

とある夫婦とその子供がネズミーランドへやってきた。
しかし、ひどい混雑のためか子供とはぐれてしまう。
両親はさっそく係員に事情を話した。
園内では迷子の放送はしない決まりなので、父親の方は迷子になったあたりを
係員と一緒に捜索し、母親はもしかすると出口に来るかもしれないからと、現れるかもしれないわが子を出口で待ち構えました。
何人もの人が出口へやってきますが、わが子はなかなか来ない
しばらくすると、外人の夫婦らしき男女が子供を抱えて出口へやってきた。
背丈は自分の子供に似ていますが、髪の毛も長くの色も来ている服も女のものだったので
女の子を抱いた夫婦なんだと思ったが、子供がはいている靴は、最近自分が買ってあげた男の子向けのキャラクターの靴だった。
これはおかしいと思った母親は警備員に合図をして、その二人は取り押さえられて逮捕された。
案の定、子供は自分の子で、かつらをかぶせられ服も着せ替えられてはいたが、睡眠薬で眠らされているだけだったので、なんとか事なきをえた。

このように、ネズミーランドには臓器の密売目的で子供をさらう危険な誘拐犯が数多く徘徊してるのだ。


解説

これも他のネズミーランドにおける誘拐犯と共通しますが事実無根なお話です。

元はというとアメリカの都市伝説が日本に伝わり、もともとショッピングセンターだったものがネズミーランドに姿を変えた都市伝説です。