商店街のネズミ

ある商店街にネズミーランドの大ファンの店主がいた。
彼は小さな写真屋を経営しており、大好きなネズミーランドのキャラクターを自分で厚紙に書いて、
店のウインドウに貼って店の前を通る子供達にも楽しんでもらおうと考えていた。
その頃から、商店街の電柱の影に立つ数人の黒服の男達が目撃されるようになった。
男達は写真館を見張っているようで、何かをカウントしているようだった。

数週間後、写真館はつぶれてしまう。
ある日、店に乗り込んできた黒服の男達に店主は莫大な著作権料を請求されてしまったからだ。
男達はネズミーの関係者で、店に展示していたキャラクターの絵のサイズで点数、それに展示していた時間を記録していたのだ。


解説

まあここまではしないと思います!
……と言い切れないのが、ネズミーランドの怖さです。