不景気の影響で、本来ならば製品として売られる品質ではないもの、つまり不良品がワケあり商品として脚光を浴びている。
さすがに電化製品などでは危険だが、えびのひげが一本曲がっていたり、ラベルの印刷がパッと見わからないようなミリ単位でずれているものなどが正規品から割引されて売られている。
食べる分にはまったく問題がないために、隠れた人気商品となっている。
「ワケあり」この呼び方自体が大ヒット商品のようなもので、
従来であれば激安品などという呼び方が使われるのだが、
不自然に安くして売ると消費者はなぜこんなに安いのかと疑問に思ってなかなかた手を出さなかった。
しかし、このような訳でお安くなっていますよという説明も含まれた呼び方をすることによって、隠れた人気商品となったわけだ。
本来ならばメーカーも廃棄するような不良品をはけることができるし、双方に得がある販売方法なのだが、最近ではワケあり商品のほうが人気が出てしまい正規品の売上がさっぱりになってしまった会社もあるらしい。
そんな会社はワザと商品をワケあり状態にして棚に並べるようにしているとか。